草統一 ポケモン危機一髪(弱点5つ以上、半減実と弱点保険のみダブル) 反省会
2017年7月28~30日に行われたPGLのインターネット大会、「ポケモン危機一髪」に参加しました。弱点タイプが5つ以上あるポケモンのみ出場可能、かつ道具はダメージ半減の実と弱点保険のみ持たせられるダブルバトルです。
この後勝って1650付近で終了、頑張った方でしょう。
しかしいつまで経っても三流の成績だなあ。
~パーティが決まるまで~
最初は晴れ+追い風パーティでいこうと思っていたのですが、
「このゆびとーまれっ」
こいつがどうにもならない。
そもそも、追い風勢の充実したこのルールで、葉緑素発動させてもそうそう抜けない。たとえ先手を取れたとしても草ポケの制圧力なんてたかが知れている。S振りばかりのパーティでは脆すぎて勝てないだろうと。
ゆえに、耐久をしっかり振って殴り合いをしていくパーティコンセプトに変更しました。
まずは間違いなく強力で使い慣れているフェアリーを採用。グラスフィールド下の自然の力が悪戯心によって威力202の先制技となりこいつらを一撃。や悪タイプが消えたを上から叩けます。
問題のに対する打点をほぼ唯一持つの採用を決定。
すると等々このルール、ダダリンがガン刺さりであることにようやく気づき、の行動回数を増やすため怒りの粉要員を採用。
それから、炎枠(とついでに)は、こいつだと不意打ちを読まれて失敗する未来が見えたために処理ルートを一応仕込み。
最後にプリティプリマの印象かの脅威を無駄に感じて@バコウの実を採用。
ということでパーティ決定しました。
~個別解説と感想~
臆病HCDS
先制アンコールが相手の守る選択を牽制するのか、この子の攻撃はかなりの確率で通りました。ここらへんに対してはメインアタッカーになれます。攻撃が通らないなどは光の壁とアンコールでサポート。とにかく便利な子。ヤチェの実はマニューラ意識です。
ただこいつらを相手にすると置物ぎみになって厳しかったので、アンコールを抜いて置き土産が正解だったかもしれません。
図太いHB特化
上記の処理ルートは、「ひかりのかべ」で熱風を耐え弱点保険を発動させて「しっぺ返し」。岩技でないのは、外しが怖いのとヨロギ持ちが多そうだったからです。実際初手に出てきたシャンデラはだいたい落とせました。
しかしこの子はむしろ役割を遂行する側で、水岩悪竜に相性勝ちするのが本当の仕事でした。ゆえに役割破壊を防ぐために耐久全振り。意識で物理に特化しました。そのタフさは不一致毒突き程度なら確定耐えし、こいつらなら半ば無視しても平気だったり。
しかしこいつは急所芸人だったと判明。サメハダーの毒突き急所とゲッコウガの冷凍ビーム急所で(おそらく)勝ち試合を落としたのが印象的でした。それからに対する遂行速度を考えると、ギガドレインよりウッドホーンの方が良かったですね。
意地っ張りHAB振り
ダダリン採用を決めたのが大会2日前くらいだったので、持っていた意地っ張り個体を流用することに。とにかく耐えることが肝要とHBに適当に振りなおした子です。
今大会、ヘビーボンバーとパワーウィップが刺さりまくっていました。リリバの実を持っている相手は見なかったし、グラスフィールド下のパワーウィップならリンド貫通の威力が出るもんですから。ああ、攻撃が通るってのはこういう事なんですねえ。
大会始まってから気づいたのですが、ヘビーボンバーは等倍ほぼ一撃の火力でした。なのでの並びがゲッコウガ狩りに有効だと気付き、途中から採用、5匹は落としました。ゴーストダイブとシャドークローは両採用もありだと思いましたが、虫飛行勢に対抗するため岩雪崩を外せず、小さくなる無効で守る貫通効果もあるシャドーダイブに決めました。これも正解で、後でダメージ計算したらクローでは威力が足りていないことわかりました。
文句なしにMVPです。パワーウィップもあまり外さなかったし、この雑なパーティでそれなりに勝てたのはこの子のおかげです。ただし痺れは勘弁。
呑気HB特化
怒りの粉とワイドガードと守る、どれを選ぶべきか。思考の袋小路に誘いこむ冬虫夏草です。素早いつららおとし冷凍ビーム・ダストシュートを耐え、もう一体の
技構成は補助3つが確定で攻撃技1つを選択、これがベストでしょう。今回はに最大火力が出る草結びを採用しましたが、吸血やヘドロ爆弾もありだと思います。が、結局火力が無さすぎて味方を守る専門職ですので、攻守に使えるエルフーンに比べて使い難く感じてしまいました。
陽気AS
の天敵としてなぜかの存在が浮かんだので持ち物無しアクロバットを採用。2回ほど当たったので正解ではありました。しかし如何せん耐久が無さすぎて怒りの粉要員としてはパラセクトに大きく水をあけられる結果に。こいつらの攻撃を耐えないので仕方がありません。
技構成も強そうなのを適当に入れただけでいまひとつでした。
控えめHCベース
アクロバットが怖かったのと、毒技を撃てる子が欲しかったので採用しましたが、パーティ内部の調和を考えなかったので選出しづらいことこの上ありませんでした。やるならこの並びで両守→怒りの粉トリックルームみたいな、当たり前の戦術を当たり前に持っておくべきでした。反省。
~結果~
選出は+どれか、ほぼ全試合この組み合わせでした。
耐久力が重要だろうという予想は当たっていて、光の壁弱点保険も有効に機能しました。しかしポケモンは怯みと急所が存在するゲームですから、1650程度まで行けたのは僥倖というべきでしょう。個人的にダークホースだったのがで、太い骨禁止なのでいないだろうと思っていたら2回当たってボコられました。普段の火力がおかしいだけでタイプ一致フレアドライブが痛くない訳がありませんでした。
敵も味方も弱点だらけなので詰ませ詰まされということがほとんど無く、試合時間が短くなったのが今大会ルールのいいところでした。ひるみ負けで途中愚痴愚痴だったにもかかわらず全試合消化できたのは弱点技を撃ち込む爽快感とスピード感のおかげかなと思います。
今後もマイペースで草統一続けていきます。それでは。